俺ハワイ*ぷち

杉山清貴氏のファンサイトをやっておりました。こちらは予定一覧まとめと感想文置き場です。   本家跡:http://ohwi.c.ooco.jp/top.htmlTwitter:https://twitter.com/lisa_zz/※これらはインターネット等で公開されている情報やライブの感想を個人がまとめたものであり、アーティスト本人・事務所・レコード会社とは一切関係ありません。※何かありましたらTwitterまたは本家跡下部にあるメールアドレスまでお願いします。
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TOUR2012 終わりから始まる物語<1>

今回は初日新潟、名古屋、横浜2daysにいっちまいりました。
中野と大阪に行けなかったのでホール無しが大変無念です。
が、4日分ひっくるめてまずライブ全体の流れから。

★ライブの流れ
まずオメガトライブ時代のJOANNA、
2003年の「島からの手紙、海からの返事。」に収録されている
林哲司さん自らリアレンジされたバージョンから
しっとりと物語の幕が上がり、続けてガラスのPALM TREE。
ここでご挨拶、メンバー紹介と今回のツアーテーマについてのMC。

「いつもは新しいアルバムを出して、それに沿ってライブをやるんですけど
 随分早くアルバムが出てしまったので(REUNITEDの事ですね)
 今回はテーマを決めて、それに合う楽曲を選んでいく形にしました。
 終わりから始まる物語という事で、まず別れの曲を二曲。」
ガラスの〜についてはオメガトライブの最後の曲という事もあって、
みたいな感じの事も言われてたような。
「男女の関係に限らず、人が生きていく中には様々な出会いと別れがあって、
 それを乗り越えて行くからこそ、人は強く、そして成長する事が出来る。
 終わりがあるからこそ新しい物語を始める事も出来る。
 だから終わりというのは決して悲しいだけの事ではないんです。」

そして別れという終わりを歌う曲から始まったこのライブは
「彼方からの風」を始まりに新しい出会いと再生の物語へと続きます。
今回のツアーはテーマの他にもうひとつ新しい試みがあって、
「別れを経て新しい恋が始まり、その中にある切ない思いや葛藤を
 雨の音に例えました。曲の間に色々な雨の音が流れますので、
 物語の風景や心情を想像してみてください。」
子供のはしゃぎ声が入った夏の夕立みたいなノスタルジックな雨音や
雷を伴った叩き付けるような激しい嵐、優しく静かな雨音など
それぞれの曲に合わせた雨音が流れ、曲に入っていきます。
初日の新潟ではひと雨ごとに軽い説明を入れていたんですが、
名古屋以降はMCのついでにちょこっとな感じでスマートに。

最近のツアーでは真ん中あたりにおすわりタイムが続く事が多かったんですが、
今回は雨音を挟みながら緩急のバランス良く曲が続き、
良い気持ちで立ちっぱなしのまま見られたのは嬉しかったです。
杉山さんは「雨音の隙間に(自分の)休憩を」なんて言われておりましたが
きつそうな様子なぞ少しも見せず、アップテンポの曲もバラードも全開で。
雨音から続く「Rainy Day〜」の高瀬さんの激しくも色っぽいピアノソロや
(今回は高瀬さんが恐ろしい全開っぷりで気絶するかと思
後藤さんの大人感満載なサックス、KTSBの熟練の音と共に
ライブは進み、そして最後に作詞作曲のメグさんを軽く紹介して「未来」。
「本当は盛り上がってワーっと終わりたい所ではあるんですが、
 今回のテーマを決めた時、どうしてもこの曲で締めたかった」と。

そこからアンコールの新曲「ここから始まる物語」。
「いまbayfmでやらせてもらっているラジオで
 復興地の人たちの話を聞いているんですが、
 震災の事が子供たちの心に大きく影響しているそうです。
 僕は自分が子供なせいかその事が特に気になっていて、
 少しでも力になれればと思ってこの曲を書きました。
 微力ではありますがこのCDの売り上げも寄付として送りたい」
そして最後はやっぱりこれで、とオーシャン締め。
なんだかあっという間だったような気がしたんですが
去年より曲数多かったんですね。


★テーマについて
終わりから始まる=再生と循環という意味もあり、
今回のツアーパンフはページを進めるごとに
街や山の写真から段々と海の写真に変わっていく流れとなっています。
ここには「最後は海へ帰る」という思いを込めたとのこと。

ツアーテーマの説明を自分なりに飲み込んだ後、
「夏の光〜」の歌詞、『失くしたものがあるから人は豊かなんだ』
てところで改めてしみじみそうだなあと感じました。
別れを経て成長するというとシンプルに聞こえますが
痛みを伴う分簡単な事ではなく、でも乗り越えて行かなければ
出会いから得た経験を無意味なものにしてしまう。
この繰り返しの中で人は心を豊かにしていく。

昨年の震災からラジオを通して被災地と関わってきた杉山さんが
今ライブを通して伝えたい事として選んだテーマですが、
生きていく中で誰もが所々でぶちあたる壁でもあり。
なんだかものすげえライブだったなと改めて思った次第です。
ここまで書いてすげえの一言で纏めるのかって感じですが
歩いて行こうと優しく背中を押してくれるようなライブでしたよ。

ちなみに横浜一日目にはげんきの実
歌っていた南相馬のこどもたちが来てくれていたそうです。
二日目のMCで、「ここから始まる〜」を歌っている最中
子供達の顔が目に入ってきて胸が一杯になったと言われておりました。

昨年忘れられないライブとなった横浜と
震災一年後の日の名古屋、特別な言葉は殆どありませんでしたが
名古屋ではJOANNA前、暗転したままのステージの中で
祈られていたように見えました。

でも一番後ろのすみっこだったからよくわからない。
とりあえず書いておく。

setlist
なんか色々編に続く。

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