俺ハワイ*ぷち

★大阪
そして迎えました最終日。
昨年まで大阪公演は厚生年金会館だったので
森ノ宮ピロティホールは今年が初めて。
どんな所かなと思ってたんですが、
音の反響が本当に綺麗で、
拍手までが綺麗に響く！
今回のツアーで、この日のものがいちばん
出したかった音なんじゃないかと思う位でした。
私のお席は1階の左端、
でっかいスピーカーの前だったんですが
その場所でここまで綺麗に聞こえるって事は
センターだったらさぞかし綺麗に違いない。

そしてやっぱり大阪のひとたちは
相変わらず元気で、なんですかもう
照明が暗くなっただけで大喜びですよｗｗｗ
大阪は今回が初めてじゃないのに
アレーここまで元気だったっけ？と吃驚。
ステージ側も出て来た瞬間から皆元気いっぱいで
本当に楽しそうに演られていて
それがとても嬉しかったです。
セトリは変更後のものでしたが、
横浜で抑えていた照明も
すべて元通りのツアー序盤と同じ明るいステージで、
あ、そうかここ節電しなくてもいいのかとハッとしました。

ちなみに今泉さんがバスドラを蹴破ったのはTHIS IS LIFE。
あと一曲で締めだという所で、交換の為5分程MCを挟んでました。
滅多にないよこんな事！って言われてましたが、あれは蹴破りますよ。

そして最終日で驚いたのが、杉山さんの新境地。
（別に私がようやっと気付いただけかもですが
この日、特に前半〜中盤まで一音一句すべてを
本当に丁寧にきれいに歌われていて、
音の繋げ方っていうのかな、その美しさが尋常じゃなかった。
今まで何度も聴いた曲なのに「こんなに綺麗な曲だったっけ」
と思ってしまう程に今までと違って聞こえました。
今までは声の出し方のほうで違いを感じていたんですが
気を使う所を変えられたような感じでした。
うわあなんだこれ…！と思ってたら前のお席の人が
曲終わって静まりかえった瞬間「すてっきーーー」て呟いて
それがすげー可笑しくて全部吹っ飛んでしまったんですがｗ
そんなとこまで笑かさないで大阪！

ここが書きたくて大阪だけわけて書いてしまいましたが
本当に皆楽しそうで、実に最終日に相応しいライブでしたよ！
この日が大阪で良かったと心から思いました。

なんか纏まりのないままここまで来ましたが
色々あったけれど素敵なツアーでした。
実は中野で新譜を買ったにも関わらず微妙に聴く機会を見失い
いっぺんも聴かないまま最終日まで乗り切ってしまったので
これから思う存分聴き倒したいと思います。

これ言ったら皆に驚かれましたが、私も驚いています。
いやライブで初聴きの感動を何度か味わおうと思っててさーｺﾞﾇｺﾞﾇ


＜なんか入れ所がわからなくなった話＞
ちなみに今回、杉山さんはひさびさに
ライブ中グラサンしっぱなしで
華麗にグラサンジェントルが復活したわけですが、
セトリ変更してからは弾き語り部分だけグラサンを外していました。
後半戦に入った瞬間にまたかけちゃうんですけど、
大阪ではMCの最中にグラサンをかけなおすべく持ち始め
それはいいけど喋ってる最中ずっとグラサンをいじくり回しており、
なんかもう見てて「はやくかけて！」ってワジワジしましたよ。
2-3分くらいいじりっぱなしだった気がする。
MCの最中、手持ちぶさたすぎですジェントル。

★横浜
個人的なぶちぶちしたのは先に投下してるので
ライブの様子をざざっと。

照明を落とす前に主催者からの挨拶、
メンバー登場後に杉山さんの挨拶と黙祷へ。
抑えた照明の中、前半戦。

Sound of the earthが終わった後、
メンバーは全員はけてギター1本での弾き語り、
（一日目は風のLONELY WAY、
　二日目以降は花と虹と星の街）
花と虹と〜については
「使っているギターを作っている工場がある街から
この街の曲を作って欲しいと依頼があった、しかし
　『ハイウェイとか高層ビルとかいう言葉は使わないでください』
と言われてギャーどうしようと思ったそうですが、
実際その街に行ってみたら本当に何も無くて驚いたとか。
続けて高瀬さんの演奏で明日に架ける橋。
こんな時だからこの曲を贈りたいと言われておりました。
高瀬さんは横浜の前日にいきなり「コレできる？」とふられて
随分緊張されていたようですが、二日目のリハでは
「もう大丈夫だから合わせなくていい」とまで。

ちなみにここに入る直前、一日目は
杉山さん以外がはけた瞬間に小さな余震が来ました。
客席が一瞬少しだけざわつきましたが
杉山さんは「揺れてる？」と発した後、おさまるまで
ポッケに手を入れて胸を張ってﾑｰﾝと立たれており、
それが丁度スタッフまではけた直後だったので
「みんなあ−！置いてかないで！ひとりにしないでー！」
なんて戯けてくれたので随分和みました。
でもきちんとその後「俺は船長だからね。ここにいます」と
しっかりした口調で言ってくれたので
皆落ち着いておりましたよ。
後で思ったのはここで携帯地震速報鳴らなくてよかったなあと。

セトリは先に上げましたが、この日から
波、Heart of the sea、さよならのオーシャンと
海関係の曲を控え、節電の意味も含めて
上の2曲をアコースティックで、
そして後半戦の終盤にTHIS IS LIFEを。
mistyは序盤の歌詞「冬の波」を「冬の風」へ変更。
ちなみにKONA WINDの冒頭に入る「いい。いいねえ」は
横浜一日目から追加されたようです。

当たり前ですが拍手等は起きつつも常に、
特に後半戦に入るまでずっと厳粛な空気があったので
後半戦は不思議な一体感があったような気がします。
そしてTHIS IS LIFEが本当に力強くて嬉しかった。

一日目は開始時間も夜で空席も多く、
KONA WINDの時にちらっと見ただけですが
2階はアンコール時全員席から立って前に出て来てたような。
杉山さん達も当たり前ですが緊張が大きかったようで、
二日目のMCで、一日目に来てくれた杉山さんの友人達が皆
力をもらった、来て良かったとメールをくれたことが
本当に嬉しかったと話されておりました。
二日目は元々完売近かったことと開始時間が早かったので
二階最後列までほぼいっぱいでした。

普段とは違うテンションで迎えた横浜二日間。
そして最終日大阪に続きます。

★全体+中野+名古屋
重鎮、林哲司さんとの新譜をひっさげてのツアー。
直前に発売される筈のそれが延期になってしまった事で
「聴いたことが無い曲ばっかりですが大丈夫です！」
と、どの会場でも気を使われておりました。

一曲目、「もう昔の事だけど思いだしてしまう」
というBECAUSEから始まり、
3-4曲単位で曲解説のMCを挟みつつ
新譜REUNITEDからの曲が続きます。
先行配信分以外は勿論初めてだったんですが、
実はそれまで林さんの存在を
ちゃんと考えた事がなくて（すみません
そんな私でも「ああやっぱ林さん入ると変わるな」と
すぐ分かるくらいにあの頃の匂いが。
かといって決して古さを感じる事はなく、
懐かしいのに新しい、不思議な感覚でした。

複数会場で共通して話されていたMCをいくつか。

GloryLoveと同様、共作という形を取るので
「杉山くんが作りかけで置いてある曲を持ってきて」と
林さんに言われたけれど、流石に恥ずかしかったので
無理矢理形に仕上げたものをいくつか送ったら
「こんなものはいらん」とガン無視された。
結局、作りかけのものを送ったのだけれど
林さんが驚くような素晴らしい形に仕上げてくれて、
自分で作ると自分の好きな方向に行っちゃうけれど
林さんに尻をたたかれたような気持ちになった。
ここまでのものは難しいけれど頑張りたい、との事でした。
オメガ時代から変わらずやっぱり林さんは師匠で、
林さんがいなかったら今こうして曲を作ったり
していなかったかもしれない、とも。

あとは曲にまつわるエピソードと（割愛('A`
4月6日にリリースが決まった新譜に付けるDVDに
トップテンに出た時のオメガトライブの映像を入れたこと、
（これは決まったのが名古屋あたりなのでそれ以降かな
全映像をチェックしたけどとにかく恥ずかしくてたまらないようで
「(体が)薄っぺらくてぺって押したら倒れそう」
「やだー杉山さんたらおひげなんか生やしちゃってへんなのー」
とどこの会場でも自らつっこみまくりで
最終日ではヒゲについて「カビはえてる！」とまで。
ガラスのPALMTREEの映像は全員私服のものなので
あの頃のファッションとか色々面白いものが見られます、と。

中盤戦からFly Awayで上昇しつつ後半戦へ。
おすわりタイムはおしまいだ！
私は男性コーラスが入った構成は
ゲスト以外では観たことがないので、
SHADEのコーラスで軽漏らしました。
あれが生で聴ける日が来るなんて！
そしてMistyの今泉さんが神がかっておりました。
ドラム、細かいとこまで全部あれ打ってるのな…！
半分くらい打ち込みかとばかり。
（今まで遠い席ばっかだったのでよく見えなかった
ばーっときてラスト、long time ago。
一曲目のBECAUSE、過去から始まったこのライブ、
昔の事を懐かしむこの曲で締めますと。
（もうちょっと微妙なニュアンスだったかも
終盤、比山さんがコーラスを入れる部分があるんですが
ものすごく澄んだ高音で、人の声じゃないみたいでした。
一瞬何かの楽器かと思ったくらいで。

そしてアンコール、全員ツアーTシャツに着替えて再登場。
KONA WINDでは客席をいくつかに分けてサビを歌い
（比山さん木戸さんが来られた会場では
　「この二人のコーラスで歌えるなんて贅沢！」と煽りつつ）
DOUBLE RAINBOWはお約束の腕降りワイパー。

とりあえず全体的な部分はこんな感じでした。
やぱし後半戦がものすごい暑さでしたよ！
そして横浜、大阪に続きます。

このエントリーはセットリストのみ、
レポはこの後に3つに分けてアップしました。

★Member
杉山清貴(Vo,G)
角田俊介(B)
今泉正義(Drm)
後藤輝夫(Per)
柳沢二三男(G)
奥野恵(Key,Cho)
高瀬順(Key)
---
木戸やすひろ(Cho)
比山貴咏史(Cho)
↑お二方は中野、横浜、大阪のみ参加

★Setlist／新潟〜福岡
BECAUSE
Paradise
Tears for Shining Star
永遠
I'M A LOSER
brand-new day
Rainy Day in New York
涙の理由
Sound of the earth
波
Heart of the sea
Fly Away〜御伽噺のような不思議な夢〜
ガラスのPALMTREE
Glory Love
SHADE-夏の翳り-
Misty Night Cruising
さよならのオーシャン
long time ago
＜en＞
KONA WIND
DOUBLE RAINBOW

--------------------
★Setlist／横浜〜大阪
BECAUSE
Paradise
Tears for Shining Star
永遠
I'M A LOSER
brand-new day
Rainy Day in New York
涙の理由
Sound of the earth
花と虹と星の街
↑(横浜一日目のみ)風のLONELY WAY
明日に架ける橋
↑(cover) ORIGINAL:Simon and Garfunkel
Fly Away〜御伽噺のような不思議な夢〜
ガラスのPALMTREE
Glory Love
SHADE-夏の翳り-
Misty Night Cruising
THIS IS LIFE
long time ago
＜en＞
KONA WIND
DOUBLE RAINBOW

--------------------
★Hall
2月13日（日）新潟LOTS
2月19日（土）中野サンプラザ
3月06日（日）Zepp名古屋
3月11日（金）広島クラブクアトロ
3月12日（土）福岡イムズホール
3月19日（土）横浜BLITZ
3月20日（日）横浜BLITZ
3月26日（土）森ノ宮ピロティホール

大阪すげー！すごい！行ってよかった！しかもあの！ピロティホールすごく音がきれい！んでもってジェントルが新境地をみせつけた！ありがとうオーサカ！

震災から一週間、様々な催しが中止される中
冬ツアー横浜2days行ってまいりました。
両日ともそれまでのセットリストを変更し、
照明等を極力抑えた上での公演でした。
（詳細は大阪終了後にまた

横浜は毎日計画停電が実施される区域でしたし
時期が時期なので賛否両論あったと思いますが、
これは100人いたら100通りの答えがあるだろうから
正しい答えはどこにも無い。
ただ私は演ってくれた事に感謝したい。

二日目のMCにもありましたが、
直接の被災地ではないけれど
延々と続く痛ましいニュースや情報に
張り詰めて疲れてきてる人が多かった。
私もぶっちゃけちみっとくたびれてましたが
ライブのおかげで震災後ようやっと人に会えたし、
心の底からおっし頑張ろうって思えましたよ。
ライブに来られる＝これから再建を担う人達が
元気になれたのは大きいと思います。

過剰な自粛は経済も感情も麻痺させる。
不安や怒りで満たしても明るいものは生まれない。
被災地外のひとたちが普通の暮らしを守り、
続けていくことが復興と支援の礎になると思います。

てかまあ下ばっかむいてたってしょうがねえしな。
東京の余震なんざおならレベルだ、
がっしがし働いて経済回してやんよ。
俺にまかせろ。



終演後に張り出されるセットリストに書かれた
「本日は、ご理解・ご協力有り難うございました」
の一文にちょっとじわりときましたよ。
こちらこそありがとうございました。ラブ！

mgmg

に杉山さんが出て来ました。

おそらく石垣島の
離島ライブの影響だと思うんですが
海の見える岬みたいなとこで
弾き語りライブをしており、
わーいと盛り上がった所でライブ終了。

その後杉山さんは皆の声援を受けながら
何故かそこに用意してあったジープに乗り込み
爽やかな笑顔を残して海へ爆走。
そのまま車ごと海へ飛び込んで爆発してしまい、
何事かと思ったものの周りの人達は
笑顔でライブよかったねーとか言ってるし
なんで誰もおかしいと思わないのいまの！
と思いながら岬先端の崖を降りて
様子を見に行ったらば、
海の中で黒煙をあげて燃えさかるジープの横に
プカリと杉山さんが顔だけ出して
浮かんでいました。

とても元気そうでした。
なぜかグラサンが80'sばりにでかかった。

その後、ひっそり海から上がって
ビシャビシャのままどこかに行ってしまいましたが
私は何も出来ずただ立ちすくむだけでしたよ。

この夢が暗示する所は何なんだろう。
自分で見といてさっぱり意味がわからない。

ジープだったのは「いつも君を想ってる」
あたりから来てるのかなって後で気付いたけど
そんなのどうでもいいと思いました。

本年もよろしくお願いいたします。

そんなこんなでもう大晦日です。

サイトほったらかしだったり
レポとか色々やり残しまくりですが、
お世話になったみなさまに
素敵な気持ちにさせてくれた音たちに

ありがとうございました。
2011年もすばらしき年になりますよう！

★Setlist - 1st（途中から
---
---
僕の腕の中で
A Snowy Day
ガラスのPALM TREE
さよならのオーシャン

★Setlist - 2nd
僕の腕の中で
最後のHoly Night
Honolulu City Lights
さよならのオーシャン
ガラスのPALM TREE


＜雰囲気メモ＞
イベントスペース自体が上里よりかなり大きく、
パイプ椅子の数も三倍くらいありました。
それでも立ち見や吹き抜け2-3階から見る人も沢山。
一部は間に合わなかったんですけど、
聞いた話ではかなり後方のお店まで
人がもりもりはみ出てたそうです。
アコライブ一本分くらい集まったんじゃなかろうか。
上里くらいと想像してたんで
あんなに人がいっぱいいてびっくらしました。

しかし杉山さんたらデニムとトレーナーで
もうちょっとぱりっとしても良かったのではなかろうか。
「先日、ラジオのお仕事があったんですけど
　歌う前は猛烈に普通のおじさん扱いされていて、
　でも歌い終わったらすげー歌うまいって褒められました。
　ちょっとうれしかったです」
なんて言われててですね、
DJの方が産まれたのがソロデビューの時だから
仕方無い事とはいえ、だったらせめてシャツくらい。
かっこいいジェントルを見せてあげて！

老害ファンからのおねがいです。